「あーあ。僕、今日仕事休もうかな…」 「だめだよ。今日は指名入ってたよ?光琉。」 直己がなだめている。 『光琉くん……はなしてほしいんだけど…』 「やだよ?なんで離さないといけないの?」 『うぅぅっ……』 なんか…… イラつく。 「光琉。咲良離せよ。」 俺は強引に引き剥がす。 『竜…ありがと………って竜っ!?』 ついでに抱きしめた。 「うるせえ。」 「あーあ。きたよ、竜のいじっぱり~」 光琉は文句言いながらソファーへと戻った。