リバース



「ただいま」


自分の家にただいまっていってもおかえりは帰ってこない


まぁ、いつもの事だけどね


「おっかえりー」

え⁉
おかえりって⁉

目の前には、身長は、あまり低くないが高くもない男

くりくりした目に柔らかい髪金髪がよく目立つ


そう、こいつは、時雨(しぐれ)

紅桜の一員だ

生活は、わたしの家や倉庫でしているらしい。

倉庫には、あまりいかないけど生活は、余裕でできるらしい

それは、よかった。


「紅〜⁉今日かいごーなんでしょ⁉ぼくもいきたいなぁー」


時雨は、目をくりくりして攻撃してくる。

でも組の会合となるとわけがちがってくるから私は、いつも誰も連れていかない。


「だめ」


「なんでなんで⁉紅僕の事嫌いなの⁉」

ん、可愛い
あーこの可愛さは、やばいって
ずるいもん


「これは、族じゃないからだめなのいつかつれてってあげるから。着物着付けしてくれる⁉」

「うん、わかったー今度は、絶対ね。してあげるー」


着物着付けは、時雨は、プロ級だ。