繁華街の真ん中をどうどうと歩く
まだ、活動するには、早いかな
だってまだ8時
「ねぇねぇ、君遊ばない⁉」
「ごめん、用があって無理なんだ。」
こんな時にナンパなんてめんどくさい
すぐ済むからーとかいって裏路地まで連れてかれる
裏路地には男が六人ほど
他の女の子も連れてこられたみたい
やめてっていって必死に抵抗してる
馬鹿馬鹿しい
助けてやった方がいいのか
あいにく私は、そんなに優しくない
「もう、いい⁉用ってなに⁉帰りたい」
「そんなこと言わないでさー気持ちよくなろうよ」
肩を触ってくる
きたない
時間が経つのは、早いものでもう九時になろうとしてる
「忙しいんだよこっちは、てめぇらの相手してらんねぇんだよ」
「あ⁉んだとてめぇーそんな口聞いていいと思ってんのか⁉勝てねぇくせに、女のくせに、おんなは、だまって従ってればいいんだよ!」
「だまれ、女がどうした。男に勝てないってことは、ない
男にしたがってるほど弱くねぇんだよ。ここで会わなきゃ気持ちよく慣れてたかもな⁉」
「あ、んだと⁉」
睨まれても怖くない
そんなんで怯えるほどよわくない



