「良かったです。笑顔で食べてもらえるの、好きです」



「……私、今ドキドキしたんだけど!」



「お、俺も……。好きですってもう一度言って」



「優美、それ治せって言ったこと忘れたの? 先輩も治して下さい。もう言いません」



 その後、僕の声について二人は語り合っていた。



 夜は先輩の買ってきたビールを飲んで、また二人ともご飯を食べにくると言って帰って行った。