「あーもう、細かいなあ。いいのー」



 酔ってきた。酔っ払いの話し相手というものは、非常に面倒だ。
 だが、相手をしないのも、面倒なことになる。面倒だなぁ……。



「簡潔に話しますよ。中学5、高校0、大学秘密です」



 中学はね、そんな年頃なんですよ。高校は勉強の毎日だし、大学は……まあ、これは良いんです。語らなくて。



「大学の数字が気になるところだがまあ良し、大学生は色々あるからね」