「宮本君! 終わった!」



「あ、はい。では行きましょうか」



「ん? 私、車あるよ?」



「水島さんの車は昨日飲んだ店にありますよ。きっと帰りは代行を使おうとしていたのでしょうね」



「あ……そうだった。ごめん」



「いえ。今日は僕と一緒に帰っていただけますか? 昨晩の説明もしたいですし」



「うん。お願いします」