ガツンと、ドアと僕の頭がぶつかる音がした。



「……痛い……」



「えっ！　あ、さ、怜！？　大丈夫！？」



「うん。今はそんな事より優美に伝えなければならないことがある」




「そ、そっか。でも、えーっと……それ、ゴミ捨てに行ってからでも良い話かな？」



「もちろん。構わない」



「じゃあ、部屋あがってて」