それでも君がスキ


大体人集りが居なくなったのを
確認すると私たちは昇降口へと再び向かった。


一組……ないなー
二組……ないっ
三組……あれー?まだないな
四組……ないないないっ
五組……あったー!!

「はるか!私五組だったょ!」

するとはるかは目をキラキラさせて
「本当?私もだょももー」
抱きついてきた