え?とミニゲームに目を戻した時
木崎君が綺麗なシュートを決めていた

きゃーっッと女子の黄色い声
ちっと相手チームの悔しそうな声


彼が動く度に色んな声が聞こえてきた

「かっこいー…」自然に声が漏れていた

「え?もも?今なんて?」

ハッと我にかえって「な、な、なんでもないからっ!」とニヤニヤしている親友を無視した