それでも君がスキ



足がよろめき私の肩が木崎の胸に垂直に当たった
ーーうわ!!
慌てて離れようとしたけれど俊の大きな手の平はあたしの肩を持っていた

なななな、なに?!

はるかは並んだ私達をみて嬉しそうに微笑んだ
そして「前の方が空いてそー」
と言いながら前の車両へ消えて行ってしまった