それでも君がスキ


「今日はこれで終わり!部活見学は各自で行くようにな!ぢゃまた明日ーっ」
と担任は出て行ってしまった


適当だなっと心の中でツッコミを居れていると

前から声がした

顔を上げると木崎君だった
「お前部活はいんの?」

いきなりでビックリしたけど
「う、うん!バスケのマネしようと思ってるょっ」と答えた

するとなんだか驚いたように
「そっか。」と優しく微笑んで
私の頭をぽんっと撫でて教室を出て行った