それでも君がスキ



「やっべー!あれ?まだせーふっすか?」
元気よく入ってきた男の子

ん…?木崎君ぢゃんっ!

「「あっー!さっきの!」」

「ん?なんだ?知り合いか?まぁいい。とにかく座りなさい!えっとー…木崎?」

うぃーすと怠そうに言い放ち
私の前の席へ座った木崎俊


小さな声で「おまえ一年だったんだ。」
と話しかけてきた