高校二年生。まだクラス替えしてまもない。
みんな恋だの遊びだのうるさい。
そんな中
今私は売られた喧嘩を買っている。
-廃屋-
「うぉっ… げほっげほっ」
アタシの目の前で男ども数人が呆然としている。
「そっ総長がやられるなんて…」
そして背を向けてボロボロで去っていった…
こんな毎日をただひたすら送っていた。
『一匹狼』というものだろうか?
あたしが色々片付けて
学校に付く。
正門を通ると 周りの人達が
アタシをジロジロ見ている。
校舎に入り
廊下を歩いていると、
周りの人達があたしの方を向いて
ざわざわし始めた。