「奈津妃~!俺好きな子できたみたい!お前のクラスなんだけど、いろいろ情報あつめてくれないかなぁ?」
「あ・・・・・・アハハッ!やっとできたかぁ!いいよ、わかった。応援するね♪」
ここから私の苦戦は始まった。
ここから私は自分に後悔した。
私があんなこと言わなければ――――
今ごろ君と私は愛し合ってたかもしれないのに。
嫌われたくないという一心で言ってしまった言葉。
軽く出ちゃったこの言葉はすごく重い言葉。
どうしようもなくて泣いている自分。
何で私ってこんなにもバカなんだろうと今、
改めて思った・・・・・・。
