「アサヒ、仕方ないよ
病院っていうところは
土曜は午前中だけ
日曜、祝日は診察して
ないんだもの」
「だけどな~」
「アサヒ、それに、もう
足の具合なら大丈夫だよ」
「そうか、それならよかった
そうだ、リコ
じゃあ、もう
病院へは一人でも大丈夫か?
イズルもそろそろ個展の準備
とか忙しいはずだから・・・」
個展と言えば、浅緋といずるさん、それから学生時代の仲間達で毎年開催している、自分達の今を見せる場所。
二人にとって、作品を生み出す大切な時間・・・
「・・・・・・」
「まだ、ダメかぁ?」
「ううん、駄目じゃないよ
いずるさんには、もう
大丈夫だって前に話して
あるの
だけど・・・
アサヒから話してくれる?
もう、病院への送り迎えは
必要無いって・・・」
そう、いずるさんとの時間には終わりがくる。


