アカイ花†Vermilion Flower


「やった~、いただきま~す
 
 はい、アッちゃん、どうぞ」


『わーい、いただきま~す
 
 アサヒ、はい、どうぞ』


私が差し出した、たこ焼きを食べること無く、浅緋は私を見て驚いた顔をした。


「アッちゃん、どうかした?」


『アサヒのたこ焼き、最高

 パーティー最高♪』


浅緋は、唇の右端だけをグィッと引き上げて悪戯に微笑んだ。


「何?」


「いやっ、何でもない」


そう言って浅緋は、私のお箸のたこ焼きをパクリと食べた。


「あちっ、けど、うまい」

「ほらっ、レイも
 
 おひとつ、どうぞ

 あ~ん」


あ~ん・・・パクリと一口で食べた私は、その熱さに慌ててお茶を飲んだ。