「アッちゃん、リコ、あした あそこ行きたい バーミリオンに会いたい つれて行ってくれる?」 「レイも行きたい」 「ああ、公園か わかった じゃあ、色鉛筆かクレパス 用意しとけよ 一緒に絵を描こう」 「わぁーい♪」 私達は、翌日、晴れた空の下 アッちゃんを間に三人で並んで アカイ花・緋桐の花の絵を描いた。 「レイ、花の色、紫じゃないぞ」 「知ってるよ」 「あ~、レイったら 空までムラサキ色でぬってる」 「レイは、ほんと 紫が好きだな?」 「うん、だいすき♪」 大好き・・・