「もういいよ
彼女が何でも、私には関係ない
聞きたくない」
「聞けよ、最後まで!」
いつも穏やかな貴方の声が、ものすごく怒ってる。
「彼女の名前は
鴨下 澪(カモシタミオ)さん
レイの友達だ」
「・・・
えっ、レイの友達?」
そう言えば、レイの結婚式で会った様な気がする。
だから、彼女は私に会釈をして、にっこりと微笑みかけたの?
「偶然、引っ越した場所に
彼女も友達と住んでいて・・・
二人して、よくしてくれるんだ」
あ~、もしかして、私・・・やっちゃったぁ~
嫉妬して、彼女に変な態度を取ってしまった。
だって、いずるさんの休日に、彼と会える彼女が羨ましくて・・・


