アカイ花†Vermilion Flower


「付かぬ事をお伺いますが
 貴方は、もしかして
 リコさんの、元ご主人様ですか?

 確か、ご職業は先生のはず・・・」


そんな私のプライベートな事まで、お見合い相手って知ってるの・・・?

そこまで情報を漏らしちゃうあたり、お見合いって怖すぎ。


「いえっ・・・」


母が違うと否定しようとしたその時、ここに居る皆が驚く言葉を口にする人がいる。


「はい、そうです」


えーーーーー


「何、言うの・・・?」


いずるさんは、彼だけを見つめて顔色一つ変えずに話を続けた。


「私は、リコと別れるつもりはありません」

「貴方達は、約二年前に離婚
 されているはず

 その証拠に指輪だってしていない

 そんな嘘は・・・」