クールな王子は蜜の味

・・・

高3にして、師範の資格を持つ智也。

・・・

剣道なんて全く知らない私でも、

智也の凄さに溜め息が出る。

・・・

こんなイケメンに守られたい。

・・・ん?

あ、そう言えば、

放課後、守られたっけ?

・・・

そう思うと嬉しくて、

顔がニヤケタ。

・・・

「寧々お姉ちゃん、

気持ち悪~い」

ノノに言われ、

我に返った私は、苦笑い。

・・・

「言ったなあ~・・この!」

「ひ、ヒャハハハッ!」

・・・

ノノをこしょぐりの刑にしてやった。

それを見たミミも、

私たちに紛れ込んで、遊びだした。


「おい、そこ!うるさい!」

「「「・・・」」」