「ミミとノノも行く~」

「・・・」

・・・

私・ミミ・ノノの3人に見つめられ、

仕方なしと言った顔の智也。

・・・

「チワワの「ん、チワワ?」

智也のチワワ発言に、

ミミとノノが首を傾げる。

・・・

ハッとした智也は急いで訂正した。

「えっと・・・

寧々・・・そう寧々のいう事、

ちゃんと聞けよ?

言う事聞くなら来てもいいぞ?」

そう言った智也の顔は、

本当に優しくて・・・

・・・

そんな顔を、

私にもしてくれたらいいのに・・なんて。

・・・

「「ちゃんと聞きま~す」」

ミミとノノはそう言って頷いた。

・・・

「ちょっと準備してくるから」

そう言った智也は、どこかに消えて行った。