「前にも言ったと思うんだけど、

オレがお前を守る。

だから、何も心配するな」

・・・

…ヤバい。

キュン死にしそうです。

だって、

そんな満面の笑みを見せられたら、

誰だって・・・

・・・

幸せいっぱい噛みしめた・・・

そう思った瞬間、

一気に現実に引き戻される。

・・・

「智也君」

・・・

誰です、貴女?

長身のモデル並みの体系に、

超美人なその顔。

・・・

目が点のまま、

私はその美人を見つめた。

・・・

智也が・・・

誰にも見せたことのない、

最高の笑顔を見せた。

・・・なんで?