階段を下りてビルの一階にあるコンビニに入り、お目当てのサンドイッチを探していると、係長が店に入ってきた。

「あ、これこれ、これが美味しいぞ。君にはわからん美味しさだけど。」



「あの……。本当にごめんなさい。」
 私は係長の優しい話題を敢えて無視した。





 すると、係長は私の謝罪を軽く流して妙な事を訊ねた。