「愛依、ほら」
煌くんに言われ、また前に出た。
いろんなとこから、「よろしく」という声が聞こえてくる。
「あ、の………こちらこそ、よろしくお願いします!!」
今度は、頭をぶつけないように気をつけながら、頭を下げた。
「「「よろしくッス」」」
一斉にみんなが言ってくれた。
なんか………感動………
嬉しいな………
「じゃあ、今日はもう好きなようにしていい。
解散!」
愁さんの一言でみんな思い思いに動き出した。
わたし達5人は、2階の部屋に戻った。
「みんな、いい人………というか、すごくいいチームだね」
部屋に入って、ソファに座って、煌くんに話しかけた。
煌くんに捕まる前に、篤斗くんの横を確保して。