わたしは、されるがまま、大人しくしておくことにした。
煌くんのばかー!
「じゃあ、始めるか」
愁さんの合図で4人は、話し合いを始めた。
わたしには入って行けない話だ。
ところどころ、コクランが………とか、スイキは………とか意味のわからない言葉が聞こえてきた。
どこかのチームの名前かな?
と、ぼーっと考えていたら………
「愛依、いいか?」
「へ?何が?」
いきなり問い掛けられて、変な声が出た。
「何が……って、お前、聞いてなかったのか?」
「う、うん………」
ぼーっとしてました………
「はあ……まあ、いい。
お前らしいな」



