恋する*memory〜記憶をなくしたわたし〜【完結】




何を騒いでるんだ?と、疑問に思ったとき、青色の頭をした男の人が発言した。



「獅子戸って……獅子戸先輩と関係あんの?」




な、なんか………威圧されてないか?



目が……こわっ……




「えーと、はい、親戚です」





しどろもどろになりながら、答えた。



不自然だったかも………と、思ったけど、




「「「えぇぇぇぇ!?」」」



そんな心配は、無用だったみたいだ。




それから、煌くんの事について質問攻めされたけど、子どもの頃よく遊んでいて離れ離れになり、最近再会したってことにした。



まあ、あながち間違いではない。




「獅子戸さんは、窓際の一番後ろに座って下さい」



「はい」



やった!

一番いい席!