事件は生物の自習中に起こった。 「オマエってさ、何カップ?」 左隣の男子が私のむ、胸を見ながらそう尋ねてきたのだ。 「え…と…。」 比較的クラスでは大人しい私は、上手く答えることができなかった。 「やっぱりC以上は欲しいよなぁ。」 左隣の男子は私の後ろの男子と話し始めた。 「俺は別に小さくてもいいけど…でもAはいやかな。 オマエはどうなんだ?」 後ろの男子は私の前の男子に話しかけた。