恋物語



「ごめん。起こした?」



そんな咲奈を見て将が言った


すると、咲奈は入口にいる俺を見た


「…か…じ…くん?」


「ごめん、勝手に入った」


それしかことばがでてこなかった


まだ、寝起きで頭が働いてないようで険しい顔をしてる



「…どうしたの?」



咲奈は2人を交互に見て、言った


静まりかえった空気に耐えられず俺から言葉を発した


「俺は…見舞いに来たんだ」




「…ありがとう…それは?」



足下に転がってる物を指差して言った



「これは、手を滑らして落としたんだ。冷蔵庫にいれておくから、後で食べて」


そう言って、部屋から出た



俺は嘘は言ってない


けれど、俺はあの場から逃げてしまった



リビングに入るとテレビを見てた咲眞が俺を見て険しい顔をした