それから、亜美は用事があるからと去っていった
本当は用事のために早退する予定だったらしい
けど、あたしが風邪を引いたと聞いて、早退する時間を変えたらしい
心配しすぎだよ
亜美が去ったあと、必然的に将と2人になるわけで…
そのことに気付いた将が
「俺も帰るわ…って、言いたいところだけど、病人を動かすわけにいかないから、いる」
「は?」
何を言ってるんだろうか?この人は
「だから、寝てろ。その間におばさんも帰ってくると思うから」
風邪をひくことは、こんなに心配されることなのかなぁ…
あたしは、不思議に感じつつも眠気に勝つことが出来ず眠りについた
…それがいけなかったのかもしれない
―――――――――………
唇に温かい感触がした
「な…し…」
「…だ」
誰かが話してる声が聞こえる
「寝てる…キス…」
ん?キ…ス?
「…関係なくね?」
「…るよ……だから」
将と…誰?
「ふざけんな」
「ふざけてない。本気だ」
梶くん…?
何が本気なの?

