恋物語


次の日…


「ん…」


…朝…


えぇー!?朝!?


「ちょっ…」



慌てて起き上がろうとしたのに、ふらっとしてしまい再びベッドに戻った…


え?何…



バァーン!!


混乱しているあたしには関係なく、いきなりドアが勢いよく開いた



「今、何時だと思っているの!!起きなさい!」



朝から凄い形相の母登場…


しかも、頭に響いて痛い



「…お母さん…起きれない…」


今の状況を伝えると、



「あら。どうしたの?」



と、あたしのおでこに触れた


その手がひんやりと冷たくて、気持ちがよかった



「あら、熱があるみたいね。今日はゆっくり、休みなさい。後で、体温計とご飯と薬もってくるから」


「はーい…」



まさかと思ったけど、そのまさかだった…


ちょうど良いのか、悪いのか…分からないなぁ…


そう思い目を閉じると



「あっ!それと、お礼言っておきなさいよ?床で寝てた咲奈をベッドに移してくれたの梶太郎くんなんだから」



…………え?



「…う、うそ~…」



声にまで、力が出なくなったよ…