「もう私のことをからかわないで。」 幸斗の顔をみるのが怖くてうつむきながら言った。 そんな私に幸斗は 「僕のことちゃんと見てください。」 その一言だけ。 でも私は幸斗の顔を見られなかった。 「お願いだから…出て行って!!!!本当に1人にしてよ!!!!」 私がそう言うと少しは懲りたのか幸斗は出て行った。 幸斗が出て行った後、改めて自分の手首の傷を見た。 痛々しく巻かれた包帯…見るたびにあの状況を思い出す。