私は剃刀の刃を手首にあてた。
今思えばさえない人生だったなぁ。
次に生まれ変われるとしたら…普通に過ごしたいなぁ。
恋をしたり、友達と遊んだりしたい。
でも…星羅や美子達に復讐するのもいいかもね。
あいつらとやっと別れられる。あいつらのことを思い出さなくていいなんてうれしすぎる。
どうする…。
遺書とか書いておく?
亜美とか…ママやパパに迷惑かけるし。
でも、そんなことしてたら先生たちくるよね。こんな姿見られたら確実に死ねなくなる。
もう、覚悟を決めよう。
バイバイ。
みんな…ごめんね。
ママ、パパ、亜美。
こんなことしか出来なくて…ごめんね。
幸斗と高橋先生…いつまでもお幸せに。
私は手首に刃を強くあてた。
だんだん血が出てきた。大量に…。
その血を眺めていた。
これで死ねるんだ。

