幸斗とのことが分かる物があると思ったらしく、亜美はふてくされていた。
そして2、3分して高橋先生が戻ってきた。
「はい。好きなのどうぞ。」
そう言って渡されたのは小さくて可愛いピンクの箱に入った飴。
いちごやメロンやパイナップルなど、色とりどりの味の飴の中から私はいちご、亜美はメロンを選んだ。
さっそく、貰った飴を口に運んだのを確認して高橋先生は言った。
「その飴美味しいでしょ?結構評判いいのよ。」
「ほんと、この飴美味しい!」
「美味しいです。」
私と亜美の笑顔を見て高橋先生はまた笑った。その笑顔がどこか幸斗に似ていると思った私の目はどうかしているのかな。
そんなことにも嫉妬してしまう。
重症だよね…。
「で、今日は何を話す?」
その言葉に待ってました、と言わんばかりに亜美の目がギラギラ光る。
いよいよ聞くとき…なんだろう。
緊張しちゃう…。

