30分くらいの時間がたった後。
病室から看護士さんとえらい先生と、幸斗が出てきた。
「佐武先生!!青羅は?」
まず、一番最初に亜美が幸斗に話しかけた。
…。
幸斗は少し考えている様子だった。
そして、ゆっくりと口を開いた。
「亜美ちゃん、そろそろ覚悟をしておいた方がいい。」
幸斗のその言葉を聞いた瞬間亜美はまた泣きだした。
大好きな人の死なんて絶対嫌だよね。
受け入れられないに決まってる。
私がどうしていいか分からないでいると…。
「葵ちゃん、ちょっとこっちに。」
そう言われて私は幸斗の後についていった。

