パパが私の部屋の前でこう言った。
「先生がもう一度病院にきてほしいって行ってるんだ。行ってみよう。なぁ葵。」
私はもしかしたら何かが変わるかもしれないと思って病院に行くことにした。
病院に行くと、幸斗がいた。
「葵ちゃん、お久しぶりですね。ちょっと一緒に来てくれますか?」
そう言って私をどこかに連れて行った。
着いたのは病院の中だけど私の行ったことが無いところ。
「ここ、何処?」
「葵ちゃんみたいな子がくるところだよ。ほらっ、行って置いで。」
目の前には広々としてスペースに2、3人の私と同い年くらいの子がいた。
私はおどおどした様子でその中に入っていった。

