二人きりになった病室。
私と高橋先生は二人で、幸斗のベッドを直したり、幸斗の私物の整理をした。
たまに話して、笑いながら整理をした。
そんなことをしていると、私はお腹が空いたことに気がついた。
でも…昨日手術したばかりだけど、食べられるのかなぁ。
どうだろう?
う~ん。
私は迷いに迷った末に高橋先生に聞いてみた。
「あの、私って朝ご飯食べて大丈夫ですか?」
高橋先生は布団のシーツを畳んでいた手を一回とめて少し考えながら。
「お腹空いた?食欲あるならいいけど…病院食にしてね。」
そう言いながらまたシーツを畳み始めた。
病院食…私の口にはあわないんだけど、まぁ食べますか。
お腹空いたしね。
「じゃあそうします。」
「分かった。じゃあ看護士さんに言っとくね。」
整頓も終わって高橋先生は仕事に戻り、私は病室で病院食を食べることにした。

