「これはもう手術しかないな。」
「でも岸井先生、葵ちゃんから許可を貰わないと。」
そう言って一瞬をこっちを見た高橋先生。その高橋先生の言葉に幸斗は。
「じゃあ僕が執刀します。」
その言葉に私も驚いた。高橋先生と岸井先生は目を丸くした。
だつて幸斗…さっきまで胃が痛いってすごく辛そうだったのに。
「ダメよ、幸斗。だってその身体じゃあ…。」
そうだよ…。
高橋先生の言うとおり。
「葵が言ったんだ。僕に執刀して欲しいって。それに…葵を救うって約束したから。」
そう言って幸斗は私をみた。
でも…。
「ダメだ、佐武くん。今の君には危険すぎる。胃の調子が悪いんだろ?ろくにご飯も食べてないし。」
幸斗の気持ちは嬉しいけど…感動するけど。

