「萌、俺最近さ、胃が変なんだよなぁ。」
「変ってどんな感じよ? 」
「胃が痛てぇんだよな。飯も食えなくて。俺、ヤバいんかね?」
「幸斗も内科でしょ?自分で分かんないの?あれかもなぁ。みたいなさ~。」
「自分の身体はよく分かんないなぁ。」
「そんなに痛いなら検査する?今からなら検査室も開いてるだろうし。」
「あ~そうしよっかな。まじ胃が痛てぇ。」
幸斗はそう言いながら胃をさすってた。
そんな幸斗の胃を押す高橋先生。
「よく分かんないなぁ。とりあえず検査室行くから。」
こっちに来そうだったからとりあえず逃げることにしたけど…。
幸斗…そんなに悪いのかな。
大丈夫かなぁ。
不安だった。

