そして話がまとまらないまま話が終わった。 岸井先生は今月中に手術することを諦めていないようだった。 私は会議室から出たあと、ママとパパと別れて幸斗のもとに向かった。 最近、毎日幸斗のところに行っている。 うっとおしいかな。 でも…いいよね。カレカノだし。 そんなことを思いながら幸斗の病室に行くと扉が開いていた。 そして中から幸斗と高橋先生の会話が聞こえた。 私は中に入ってはいけないと思い、外から2人の会話を聞いていた。