学校に行かず、家に閉じこもったあたしを助けてくれたのはアイツ。 槇だった。 槇は葬儀の後からずっとあたしの傍にいてくれたけど…… 「槇だっていつかは離れていっちゃう……みんなみんな……いなくなっちゃう……やだぁ……」 あたしの不安は拭えなかった。 槇がいなくなったら……あたしは…… 生きてられるのかな……