そう。
今のなんともまあ現実味がある会話は俺が見た夢。
昨日は結局二人して寝てしまい、起きたのは7時だった。
それを聞いた(聞かされていた)先輩は一瞬ポカンとして失笑したあと豪快に笑った。
『ぶっは!夢にまでっ…あたしがでてくっ…るとかっ…どんだけあたしのこと考えてんのっ……ちょっ苦しっ』
「そっ……そんなんじゃっ!//」
先輩はまだ腹を抱えて笑っている。
今はまだベッドの上にいるから、先輩が動くたびにスプリングではねる。
『…っはー……あんたほんと飽きないわ……』
そうとうツボにはまったのか、涙目だ。
……今考えると別に言わなくてよかったことだな。