依存症なあたし様



病室を出て向かったのは病院にある小さな喫茶店。


見た目はぼろ…シンプルだが、中は迷彩柄だった。ミスマッチ。


槇はすでに中に入りキノコの椅子に座っていた。


槇さんがキノコの椅子にっ……!


思わず噴き出しそうになるのを堪え、俺もキノコの椅子に座った。


のはいいんだけど。


『……』

「……」


沈 黙


話って何だろう……


こっちから切り出すのもちょっと……