そうしたら、いきなり音羽が泣き出した。


何があったかわからない…


もしかしたら、目にゴミが入っただけかもしれない…

でも、俺はそんなこと考える余裕もないくらい、体が勝手に動いていた。

俺は、真っ先に二人のいるカフェにはいっていき、音羽を抱きしめた。

周りや、富樫の視線など一切気にせず…