そう言い放ち、隆太は、出て行った。

これでいいんだ!
これで、七瀬に返事できる!

そうだよ!
あたしは、元々七瀬のことが好きだったんだもん!
そんなの…どうしょうとか言う前に答えなんて、とっくに決まってたんじゃん…

なのに…あいつなんて、関係ないのに…

なんで、涙でるの?

喧嘩なんて、しょっちゅうなのに…

なんで??


次の日七瀬に返事をした。

「あたしも、七瀬のことが好き」

って…