ツンデレboyと強がりgirl

「あのね…」

あたしは、話しはじめた。


ー8年前ー
あたしは、たまたまおじいちゃんの経営するこの学校に遊びにきていた。
あたしは、小さい頃から音楽が大好きでこの日は、学校にあるグランドピアノを弾いていた。

♪♪♪~

あたしが集中して弾き込んでいると、

「上手だね!」

誰かが知らない間に、入ってきていたようだ。

「誰?」
「僕は、富樫七瀬。君は?」
「東雲音羽。」
「音羽ちゃんかぁー…よろしくね!」

それが、七瀬との出会いだった。
それからあたしが、学校に遊びにいくたび、七瀬と遊んだ。七瀬は、あたしのピアノを上手、上手って言ってくれた。
あたしは、みんなから下手って言われてたから、すごく嬉しかった。
それから、もっと音楽が好きになったの。
もっと、上手くなって、七瀬に聞かせてあげたいって想ったの。