入学してから3週間が経った。

あたしと、愛莉はすごく仲良くなった。

そんなある日の放課後。
あたしと、愛莉は、教室に残って女子会という名のお菓子パーティーをしていた。

いつもしているバカ話や、先生のモノマネなどをしているといきなり、愛莉が深刻な顔付きで聞いてきた。

「ねぇー…音羽って、もしかして、富樫くんのこと好きなの?」
「…」

硬直した。