「隆太様、私家庭教師たくさんつけて頑張ったのですよ!」
「席、お隣になりたかったですー!」
「お勉強教えてくださいますか?」

よりによって、なんで取り巻きらと同じクラスなんだよ…

まぢ、うぜーうぜーうぜーうぜー!

俺は、いつも通り無視。


ガタッ

俺は、ふと隣を見た。
黒髪で、ショートの子が俺の横に座った。

「何?」

そいつは、冷たく言い放った。