そう言った隆太の顔は、寂しそうなっていうか、絶対寂しい顔してた。

子どもの頃からの付き合いだもの。
そんなのすぐにでもわかるわ!

なのに、
「お前ばかなのに、よく入れたな!」
は!?あたしは、音楽得意って知ってるだろーが!
「隆太よりは、バカじゃないから心配なくー♪」
あたしは、嫌みで返していく。
「まぁ、お前とクラス違うんだって想うと、まぢで嬉しいわ!うるさくねーもんな!」
かちんってきた。
「うっさい」