そして
白クマ君は
真っ白い世界の端っこで

ワオーって
叫んだ。


「神さまなんて
くそくらえ!
俺がこいつを
好きになって
生かしたんだ。
罰を与えるなら
一生白クマでいいやい!
ただし
こいつと一緒にな!
ボケ~!」

って。
そして、
レイって名前の白クマを
抱っこした。


「お前も白クマになっちゃったかい?
しょうがね~な!
まあ、後百年の辛抱だ。
いっぱい子孫作っちゃおうぜ!」