「…ってことで、気づいたときには待ち合わせの時間過ぎてた!ホントごめん!」
オムライスを食べながら聞いた遅刻の理由は、なんともありがちな仕事のミス。
まぁ、ミスしたのも他の人らしいし許してあげよう。
「マッサージ30分コース。休んじゃダメだよ?」
「…了解。」
もちろん条件付きで!
そんなやりとりをしてたら盗み聞きしてる人達に尻に引かれてる…って言われたけど。
にしても。
「…スーツ姿とか想定外。」
「会社に呼び出されたから…でも変に私服より良いだろ?」
「ヤダ!光輝はわかってない!女の子がどんなにスーツ萌えするか!!」
スーツの破壊力バカにすんな!
「…ひかるも萌えんの?」
「当たり前じゃん!今とってもきゅんきゅんしすぎて苦しい!」
「…ならいーや。」
照れてそっぽを向く光輝。
周りの女の子達が胸キュンする音が確かに…聞こえたよ…?
「…てか、ひかる。」
「ん?」
「さっきのことで忘れてたけど…俺避けられてる?」
………え。
わ…忘れてた!!!
今日…泊りなんだっけ…⁉︎

